「派遣薬剤師の転職サイトってどうなの?」「どれがいいんだろう」と派遣薬剤師向けの転職サイトを探していませんか? 薬剤師向けの転職サイトは、手厚いサポートをしてくれるので、間違いなく登録すべきですが、当たり外れもあるので、正しく選び、見極めていくことが転職成功の秘訣です。 そこで、このページでは、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、派遣薬剤師の方の転職サイトの選び方とおすすめについて下記の流れで解説します。
- 派遣薬剤師の転職サイトの選び方とおすすめサイトランキング6選
- 派遣薬剤師が転職サイトを使うべきたった1つの理由
- 転職サイトがしてくれる4つのこと
- 転職サイトを使う際に注意すべき7つのポイント
- 派遣薬剤師として転職するコツ3選
- 派遣薬剤師に関するQ&A6選
全て読めば、自分が「どの転職サイトに登録すべきか」自信をもって判断でき、転職の第一歩を踏み出せるようになるでしょう。
派遣薬剤師の転職サイトの選び方とおすすめサイトランキング6選
薬剤師向けの転職サイトは数え切れないくらい存在しています。
薬剤師の転職サイトは30社以上が乱立し、サービスの質や得意分野に差があるため「とりあえず大手だから…」という理由だけで選んでしまうと、自分に合った求人を見つけることができないことが多いです。 そのため、下記の観点で評価・厳選しました。
- 派遣求人数:非公開求人を含めた求人の量
- 登録薬剤師数(実績):多くの派遣薬剤師が選んでいるか・ノウハウは蓄積されているか
- 満足度:実際の口コミなどからサポートの手厚さなどを評価
- 派遣会社の大きさ:派遣会社が力を持っているか
最後の観点は特に重要です。 派遣求人は基本的に人手が足りていない職場なので、「16時勤務と聞いていたが18時勤務が常態化していた」など雇用契約が守られないケースもあります。 あまりに酷い時は派遣会社から派遣先に要望してもらう事になるのですが、「派遣会社が力を持っているか」どうかがポイントです。 そのため、必ず大手の薬剤師サイトに登録するようにしましょう。 以下、薬剤師派遣に強い転職サイトを6つピックアップしました。
| 転職サイトランキング | 特徴 | |
| 1位 | 薬キャリエージェント | 口コミ高評価。若手〜ベテランまで全ての層におすすめ。 |
| 2位 | ファルマスタッフ | 調剤薬局派遣に強み。時給4,000円求人厳選ページは要チェック。 |
| 3位 | お仕事ラボ | 全国対応で、満足度90%以上 |
| 4位 | アプロドットコム | 独立系で、幅広い派遣求人を提供している。 |
| 5位 | ファルメイト | 案件数は多くないが、高時給派遣に特化。 |
| 6位 | ヤクジョブ | 丁寧な対応が高評価。高時給派遣も積極的に推薦。 |
登録すると担当者から連絡がありますので、面談で今の不満・希望などを伝え、求人を紹介してもらいましょう。 転職サイトは、担当するコンサルタントの相性や質が重要ですから、3社以上登録して面談をしてみて、一番良いと思ったところを活用することをおすすめします。 面談を受けて、最終的に転職をしないことに決めても全く問題ないので、まずは気軽な気持ちで一歩を踏み出してみて下さい。登録自体は3分程度です。
- 薬キャリエージェント:https://agent.m3career.com/
- ファルマスタッフ:https://38-8931.com/
- お仕事ラボ:https://www.oshigoto-lab.com/
- アプロドットコム:https://apuro.com/
- ファルメイト:https://pharmate.jp/
- ヤクジョブ:https://ad.presco.asia/cl/?b_id=byMT4whg&t_id=1
1位. 薬キャリエージェント|スピーディで丁寧な就業サポート
『薬キャリエージェント』は、薬剤師転職支援サイトです。 15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。 その特徴は何と言ってもオールマイティさです。 病院薬剤師や調剤薬局、企業薬剤師の求人まで幅広く扱っており、様々な職種に強い転職サイトです。 病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。 また、何よりも「親会社が調剤薬局で無い」ことが一番のメリットです。ほとんどの派遣薬剤師の勤め先は調剤薬局になりますが、特定薬局の求人を強くプッシュされる事もありません。 就業サポートが抜群にスピーディとも評判ですので、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみてはいかがでしょうか? 特徴的なのは、3ヶ月の就労期間の求人が多いことです。他社は6ヶ月が多いです。 また、産休・育休が取得可能なので、子育てをしながら派遣として働きたい方におすすめです。
2位. ファルマスタッフ|派遣求人で業界最大級・高額求人も多い
『ファルマスタッフ』は大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。 もともと、出身母体である調剤薬局を中心に扱っていた転職サイトですが、そのネームバリューを活かして病院・ドラッグストアなどでも求人を多く掲載しており、「求人の質・量」は業界トップという評価です。 薬剤師転職求人・派遣求人ともに業界トップクラスです。業界トップクラスだからこそ「好条件求人」が多く集まり、「派遣先への交渉」もしっかりと行える事は大きな魅力です。 また口コミ・評判によると、面接が不安な方向けの面接同行サービスも高い評価を受けています。薬剤師派遣としての働き方を考えている人は、必ず登録しておく事をおすすめします。
3位. お仕事ラボ|全国対応で満足度90%以上

お仕事ラボは、薬剤師特化の選任コンサルタントが転職をサポートしてくれる転職サイトです。 派遣やパートなど、具体的な要望が固まってない段階でも、ライフスタイルに即した働き方を提案してもらえるので、気軽な気持ちで相談しにいけることが特徴です。 また、利用者からの評判だと、満足度は90%、定着率も95.6%と高水準なので、ぜひ利用してみることをおすすめします。 公式サイト https://www.oshigoto-lab.com/
4位. アプロドットコム|派遣求人No.2・独立系・希望求人を紹介
『アプロドットコム』は1998年に設立された薬剤師転職支援サービスです。 独立系の転職サイトとしてスタートしたので調剤薬局などの後ろ盾が無く、「転職希望者のニーズを徹底的に聞いて求人を探す」ことをモットーに成長してきました。 「XX駅の近くで」と要望があった時は、XX駅周辺の薬局に全てコンタクトを取って求人を探す姿勢が高評価を受けています。 独立系ですので、特定の求人を強くおすすめされる事もありません。 今の職場に満足しておらず、幅広い視野で次の働き方を考えている人は、必ず登録しておきましょう。
5位. ファルメイト|高時給派遣に特化
『ファルメイト』は関東・関西圏に絞った派遣求人を行っており、「高時給派遣」に特化している珍しい転職サイトです。 関東エリアでは2,800円以上、関西エリアでは2,700円以上を最低保証しているため、派遣求人数自体は少ないのですが、「高時給で働きたい!」という派遣薬剤師の方には打ってつけと言えるでしょう。 大都市での高時給派遣は数が少ないので、大都市在住の方は登録してみましょう。 また、単発派遣も取り扱っています。派遣と同じく高時給のため、「普段仕事をしているけれど、休みの日に単発派遣でガッツリ稼ぎたい」「育児の合間に週1回働いて稼ぎたい」薬剤師の方におすすめです。
6位. ヤクジョブ|派遣求人No.3・単発派遣求人も多い
『ヤクジョブ』は大手調剤薬局のさくら薬局グループ会社が運営する薬剤師転職支援サービスです。 もともと出身母体である調剤薬局を中心に扱っていたサイトで、調剤薬局・調剤薬局併設ドラッグストア求人に強みを持っています。 単発派遣求人も多く扱っているので、現時点で調剤薬局などで働いている薬剤師の方は、ぜひ登録してみましょう。
補足:派遣事業を行っていない大手転職サイト
ランキングは以上となりますが、大手のマイナビ薬剤師やリクナビ薬剤師が入っていません。 なぜなら、これらのサイトは大手薬剤師転職サイトとして有名ですが、そもそも派遣の求人がないからです。 派遣薬剤師として働きたい方は登録しないように注意しましょう。
派遣薬剤師が転職サイトを使うべきたった1つの理由
派遣薬剤師が転職サイトを使うべき理由は、転職の成功確率がグッと上がるためです。 実際、人気企業への転職は約60%が転職サイトを経由して、転職をしています。 具体的には、転職サイトを利用することによって、以下の2つのことができるようになります。
- 豊富な求人数を見ることができる
- 転職のプロからサポートを受けることができる
順にご説明します。
2-1 豊富な求人数を見ることができる
転職サイトを利用することで、様々な求人を見ることが可能になります。 実際、派遣の求人の最も多い「ファルマスタッフ」は約5,700件の求人を保有しています。他の転職サイトも同様に多くの求人を保有しています。 さらに、転職サイトに登録すると、非公開求人も見ることができ、より多くの求人を見ることができます。転職サイトによっては非公開求人の方が多いということもあります。 よって、転職サイトを利用することでより多くの求人数を見ることができるため、ご自身の希望する労働条件の求人が見つかる可能性が高いです。
2-2 転職のプロからサポートを受けることができる
転職サイトを使うことによって、以下のサポートを無料で行うことができます。
- 面倒な手続きをすべて代行してくれる
- あなたのPRポイントを整理できる
- 過去データから万全な面接対策をしてくれる
- あなたに合った非公開求人を探してきてくれる
- あなたのことを営業してくれるため、他の候補者より有利になる
- 年収交渉を引き受けてくれる
- 退職トラブルの相談相手になってくれる
以上のことからわかるように、転職サイトを利用することで、ご自身の転職活動を円滑に進めることができるので、利用することをおすすめします。 そこで、転職サイトがしてくれることを次で詳しくお伝えします。
転職サイトがしてくれる4つのこと
この章では転職サイトがしてくれることについて紹介をしていきます。 転職サイトは選考前から、入職後までとにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。具体的に、大きく分けて以下のようなサポートをしてくれます。
反対に転職サイトを使わずに転職をすると各ステップで非常に苦労するので、そこも合わせて説明していきます。
STEP1. 面談(希望条件などのすり合わせ)
転職サイトに登録をすると、転職サイトの担当者が連絡をしてくれます。そして、その後時間を合わせて、対面もしくは電話で面談を行います。 「転職しようか迷っている」レベルの相談から「こんな職場に転職したい」などのヒアリングまでを行ってくれます。 また、あなたの希望に応じて、その後求人をガンガン紹介してくれるようになるので、以下のような譲れない条件があれば,ここでぶつけておきましょう。
- 希望の給料やボーナスの水準
- 夜勤なし、休みやすいなどの働き方の要望
- 希望の勤務場所(立地や交通の便)
- 「調剤薬局がいい」などの転職先の希望
STEP2. 求人の紹介
面談の後は、あなたの要望に合わせて求人を紹介してくれます。 要望に合った求人の中から、興味があるものがあれば、転職サイトが応募手続きを代行して行ってくれます。 この時、転職サイトだから知っている職場の実情なども踏まえながら提案をしてもらえます。 また、転職サイトの場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在するので、担当者から紹介してもらえます。
STEP3. 選考のサポート
履歴書や面接対策などの「受かるためのサポート」も転職サイトの担当者は必死に行ってくれます。 転職サイトはあなたが転職に成功し、入職して初めて「紹介料」をもらえます。そのため、紹介して終わりではなく、受かるためのサポートも徹底的に行ってくれます。 また、あなた自身ではなかなかしづらい、条件面の交渉も担当者が行ってくれますので、希望の条件をしっかりと伝えておきましょう。
STEP4. 内定後のサポート
内定した後もサポートは以下の面で、手厚く実施してくれます。
- 職場側との条件などの調整
- 入職手続きの代行
- 現職の退職交渉のアドバイス
以上のように、内定が決まった後も入職するまでサポートしてくれ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。 また、転職サイトの中には入職後も困ったことがあれば、気軽に連絡できるような仕組みを整えているところも存在します。
転職サイトを使う際に注意すべき7つのポイント
この章では、転職で知らないと損する絶対に注意すべき7つのポイントを解説します。
転職サイトに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。 「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。 更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
コンサルタントも売上目標があり日々追われています。 コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。 なぜならコンサルタント側が利益につながると考え、対応してもらえる優先順位が上がりやすくなるからです。 そのため「すぐにでも転職したい」という旨の意見をコンサルタントに言うようにしましょう。
担当コンサルタントをシビアな目でみる
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。 担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
経歴やスキルに嘘をつかない
必ず自分の経歴やスキルは、正しい情報を書くようにしましょう。 経歴詐称は基本的に犯罪にはなりえませんが、だからと言って経歴やスキルに虚偽の内容を含んでいいというわけありません。 仮に虚偽の内容を含んでしまうと以下のようなリスクのある事態になりえます。
- 内定の取り消し
- 解雇処分
- 周りからの信頼を失う
経歴詐称をしてもメリットはないので、必ず正しい情報を書くようにしてください。
推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。 以下の文章のように、ひどい場合だとこれだけしか書いてくれないところもあるようです。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない
数社の転職サイトを使っている場合、同じ案件には複数のコンサルタントから応募しないようにしましょう。 職場から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。 職場・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、職場に再度応募することはもちろん、そのコンサルタントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
口コミサイト『OpenWork』を使い、紹介された会社の実態を知る
転職コンサルタントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいものです。 優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの「OpenWork」を利用して裏をとるようにしましょう。 自衛のみならず、以下のような口コミを見ることで、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。 上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
派遣薬剤師として転職するコツ3選
薬剤師派遣は「とても高時給」な求人も多いのですが、デメリットもありますので、安易に飛びつかない事をおすすめします。 失敗しない派遣求人を探すコツがありますので、下記3つの方法を必ず試すようにしてください。
- 入社後のフォローが手厚い大手企業を選ぶ
- 転職サイトのコンサルタントに登録する
- 「未経験」であれば、高時給派遣を避ける
それぞれ説明していきます。
入社後のフォローが手厚い大手企業を選ぶ
よく転職希望者から「初めての派遣転職は怖いので、楽に業務ができそうな中小企業の方が良いと思うのですが…」と相談される事がありますが、これは大きな間違いです。 大手企業は、どこも業績拡大のために店舗を増やすために派遣採用を増やしているので、「派遣薬剤師の扱いに慣れて」います。転職後スムーズな立ち上がりが難しい方でも、しっかりとしたフォロー体制が組まれており、特に導入研修は大変充実しています。 そのため、まずは「入社後のフォロー」が手厚い大手を選ぶ事をおすすめします。
転職サイトのコンサルタントに相談する
転職先を決める事も大きな決断ですが、「就業後も大変」なチャレンジです。 少しでも早く職場に慣れるために、自分に合った風土の職場・入社後のフォローが丁寧な職場をしっかりと教えもらう事をおすすめします。 転職コンサルタントとの相談は基本的に無料ですので、利用しない手は無いと言えるでしょう。
「未経験」であれば、高時給派遣の求人を避ける
薬剤師派遣が未経験なのであれば、初めは「高時給派遣の求人」を避けた方が良いでしょう。高時給派遣求人の多くは人が集まらない求人であるため、一人で業務に当たるケースが多く、「慣れない業務につらい…」「思っていた以上に業務量が多く失敗した…」と後悔される方もいます。 薬剤師派遣が未経験の方は、「未経験でも最高の条件で薬剤師派遣として働くための全知識」を参考にして下さい。 【参考】短期・単発派遣を希望される方は、下記サイトを参照にして下さい。
派遣薬剤師に関するQ&A6選
ここで転職したい派遣薬剤師からよくある質問へ回答していきます。
Q1. 派遣薬剤師の時給が高いのはなぜ?
- 採用の手間・コストが必要ない
- 即戦力が期待できる
- 緊急時の人員確保
なぜ、派遣薬剤師の時給はこれほど高いのかという疑問を持つ人は多いです。 それは条件がいいので、何か裏がありそうで怖いと不安になるからです。 同じ調剤薬局の求人であったとしても、アルバイト薬剤師は時給2,500円、派遣薬剤師は時給3,500円というパターンもあるほどです。 しかし、派遣薬剤師の高時給には上記のような明確な理由があります。 順に説明していきます。
採用の手間・コストが必要ない
最大の理由は、「採用の手間・コストが省ける」事です。 一般的に人を採用しようとすると、「求人募集(広告費)」「履歴書の確認」「応募者への合否・面接案内連絡」「面接」「職場見学」「内定出し」「条件交渉」など、採用担当者は多くの手間とコストをかける必要があります。もちろん、正社員採用だけでなく、アルバイト採用でも同じです。 それほど手間をかけてアルバイト採用したにも関わらず、半年ほどで辞めてしまう事になると、人事としては「人材派遣会社から採用した方がラクだ」となり、多少時給が高くても派遣薬剤師を雇う事にメリットがあるのです。
即戦力が期待できる
次の理由は、「即戦力が期待できる」ためです。 大手の派遣会社の多くは薬剤師の皆さんを自社に派遣登録する際に、「何ができるか」「何が得意か」「どの程度の経験を積んでいるか」などについてヒアリングしており、薬剤師の経験や能力を把握しています。 調剤薬局やドラッグストアは「人が足りていない」から新しく雇用するわけなので、「アルバイト薬剤師を採用したら、全く調剤業務ができなかった」なんて事になると、現場は大混乱してしまいます。 ある程度即戦力を期待する事ができるので、時給が高くても派遣薬剤師を雇う事ができるのです。
緊急時の人員確保
3つ目の理由は「緊急時の人員確保」として派遣採用しているケースもあります。 小さな薬局や、交通の便が良くない立地の薬局などで急に薬剤師が辞めてしまうと、後任の薬剤師確保がとても大変です。複数店舗を持つ薬局だと、他店舗から人を回してもらう事が可能ですが、単独の薬局だとどうしようもありません。 よって、正社員薬剤師を採用できるまでに、高時給でもいいので派遣薬剤師を雇う必要性が出てくるのです。 関連記事:派遣薬剤師の時給と高時給派遣求人の失敗しない探し方
Q2.派遣切りって実際あるの?
Q3. 派遣薬剤師の時給は地域によって差があるの?
参考:薬キャリ
一方で、大手の薬剤師転職サイトである『薬キャリエージェント』を使って、都道府県別の派遣薬剤師求人を調べてみると、下記の傾向が分かりました。
| 派遣求人 | 高時給求人 | 高時給求人割合 | |
| 静岡 | 48件 | 33件 | 68.8% |
| 長野 | 10件 | 4件 | 40.0% |
| 高知 | 11件 | 7件 | 63.6% |
| 島根 | 100件 | 35件 | 35.0% |
| 愛知 | 134件 | 67件 | 50.0% |
| 青森 | 38件 | 27件 | 71.0% |
※高時給は時給3,000円以上とする
※求人数:2021年8月更新
薬剤師全体の傾向と同じく、派遣薬剤師の求人でも地方求人の方が高時給求人だと分かります。 ただ、地方だと求人数自体が多くないので、ブラックな派遣先に当たらないように力のある派遣企業を選ぶようにしましょう。 関連記事:派遣薬剤師の年収と高年収求人を探すための全知識
Q4. 派遣薬剤師の時給をアップさせる方法は?
短期的な時給アップはデメリットが大きい
時給アップしようとすると、「派遣会社」か「勤め先」に交渉する必要があるのですが、どちらもデメリットが発生してしまいます。
派遣会社:扱いづらい薬剤師というレッテルを貼られる
派遣会社は多くの薬剤師と契約しているので、「忙しいから時給アップして」と伝えてくる薬剤師に良い印象を持たない事は、仕方ないとも言えるでしょう。次の派遣先を紹介してもらえないというデメリットもあります。
勤め先:短期的に時給アップしても、派遣切りされる可能性がある
今の仕事が不当に忙しい・難度が高い場合は、しっかり交渉すると時給アップする可能性があります。しかし、こちらも勤め先から良い印象を持たれないので、しばらくした後に派遣切りされるデメリットがあります。 しかし、時給をアップさせるコツもあります。
時給アップのコツは、「次の職場では時給アップ」と派遣会社に交渉する
私の周りで、うまく時給アップできる薬剤師の方は、すぐに時給アップさせずに「次の職場では時給アップできますか?」と派遣会社に交渉されているケースです。 派遣会社は「自分たちのマージンを減らさなくて良い」ので、しっかりと次の職場に交渉してくれるのです。紹介予定派遣のケースでも同様で、「正社員になる時に条件アップをお願いできますか?」と交渉することをおすすめします。
Q5.派遣でも福利厚生はあるの?
- 社会保険
- 薬剤師賠償保険
- 産休・育休
- 定期健康診断・予防接種
- 提携施設の利用
しかし、派遣会社によって差があるので、転職サイトのコンサルタントに気軽に聞いてみましょう。 関連記事:薬剤師派遣のメリット・デメリットは?高時給の理由と失敗しない求人探しのコツ
Q6.単発派遣って何?
まとめ
派遣薬剤師の転職サイトの選び方やおすすめを紹介しましたが、いかがでしたか? 派遣薬剤師は転職サイトを使うことで、より有利に、手間を減らして転職できるので、間違いなく使うべきです。 しかし、担当者によって当たり外れも大きいので、まずは3社登録し、比較して選んでいきましょう。 おすすめは下記の6つで、薬キャリエージェントとそれ以外から2社を選んで、登録するところから始めましょう。
- 薬キャリエージェント:https://agent.m3career.com/
- ファルマスタッフ:https://www.38-8931.com/
- お仕事ラボ:https://www.oshigoto-lab.com/
- アプロドットコム:https://www.apuro.com/
- ファルメイト:https://www.pharmate.jp/
- ヤクジョブ:https://ad.presco.asia/cl/?b_id=byMT4whg&t_id=1
以上を参考に、長い薬剤師生活、後悔しない選択をしていただけたらと思います。
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